躁うつ病のお話

みなさんは「躁うつ病」という名前を聞いたことはありませんか?躁うつ病というと「うつ病」を連想する人もいるかも知れませんが、これらは全く別ものなんです

以前「うつ病」について取り上げましたが、今回は躁うつ病についてのお話です。

専門用語でいうと、躁うつ病は「双極性障害」といいます。

躁うつ病は、気分が高揚した時と、気分が落ち込んだ時が交互に現れる病気です。気分が高揚した時のことを「躁状態」と呼び、気分が落ち込んだ時を「うつ状態」と呼びます。

躁状態のときにわかりやすくハイテンションになるケースもありますが、高額なものを勢いで購入してしまったり、スケジュールを組みすぎてしまうなど、私達の日常生活の中でも「ありえそうかも・・・」と思うことも、「躁状態」のケースがあります。

うつ状態のときに「なんか様子がおかしいぞ?」と精神疾患を疑ったとしても、そのあとの躁状態によって「あれ?元気になってきたかも?」と勘違いをしやすいため、病気になったことに気づきにくい場合もあります。特に躁うつ病の中でも「躁状態が軽度」である軽躁状態の場合には、周囲からも気づかれにくく、発見が遅くなることもあります。

躁うつ病(双極性障害)であるかどうかの診断は医師がするにしても、専門機関に行くために、自分のサインを知っていくことも大切です。

自分もそうかも?と思う人は気軽に専門機関にかかってみてくださいね

 

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