リモートワークが与える心への影響

近年コロナ禍などにより、リモートワークに切り替わった人も多いかと思います。

「通勤時間や外行きの支度がなくなって楽になった!」

「職場の人間関係に振り回されづらくなった!」

というポジティブな側面もある一方で

「リモートワークになったはずなのに、いつもよりも不調が続いている・・・」

というネガティブな声も出るようになってきました。

今日はそんな「リモートワークが与えるメンタルヘルスへの影響」

そして「どんな工夫をしたら快適に過ごせるか」について考えていきたいと思います。

 

まずリモートワークには、どんなメリットとデメリットがあるのか整理をしてみましょう!

メリット:通勤のしんどさがなくなる、満員電車に乗らなくて良くなる、職場の人間関係に惑わされない、感染についての心配がない、(飲み会などの)交わりたくない集団行動に交わらなくていい、同居している人や生き物とのコミュニケーションが増える

デメリット:コミュニケーションが取りづらくなる、運動不足になる、生活にメリハリがなくなる、1人になれる時間が減る、もしくは孤独を感じることが増える、子育てをしていると集中しづらくなる、睡眠時間が不規則になる

こういったものが挙げられると思います。

(テロップ:他にもあれば教えてください!)

感染対策として行われているリモートワークはもちろん推奨すべき事柄だと感じていますが、そうするとついデメリットについての情報が入ってきにくくなってしまうのも確か。だからこそ、なぜリモートワークをしんどく感じてしまうのか、原因と対策方法を考えていけたらとおもいます。

 

まず、デメリットであげられていたように、運動不足になる、生活にメリハリがなくなる、睡眠時間が削られる、というのは聞くことが多いかと思います。

この時間に起きて、仕事をスタートさせて、休憩をして・・・というように

ある程度日常がルーティン化されていたのにも関わらず

リモートワークになることでそれらが崩れてしまう、

また自分を取り巻く景色がずっと変わらないからこそ

メリハリが無くなってしまう場合もあるかもしれません。

実はこのルーティンが崩れたままだと、心に及ぼすストレスも大きいんです。

そのまま生活リズムが崩れることや、それによって睡眠時間が減ってしまったり

心の状態が悪化する可能性があります。

とくにコロナ禍では、なにもしなかったとしても

感染への不安や社会情勢、経済状況の悪化によって

少しずつ心がすり減っているのがベースにあるので、

いつも以上に自分を大切にしたり、しっかりとルーティンを決める必要があります。

またメリハリを付けるためにも

仕事の最中だけ家具を移動させて、

「自分の仕事場だ」と思える環境を作ることも大切です。

また1人暮らしの方は1人の時間が長くなってしまうため、孤独感を覚える人も多いかもしれません。今は気軽に友人と会える環境ではないので、それを感じてしまう人も多いでしょう。「孤独感」というのは自分が思っているよりも、心に大きなダメージをおいます。身近な人がいる場合は、誰かと1時間電話やzoomをするだけでもダメージが減ることもあるので、ぜひトライしてみてください。またカウンセリングを受けることで、孤独感が減ることもあるかもしれません。

職場の人とのコミュニケーションが取りづらさや、子育て中のリモートワークに関しては、上司と話す機会を設けたり、ご家庭の場合は、商品や外的なサービスに頼ることも1つの方法です。よだんですが、うちの場合は自動掃除機を購入することでかなり気持ちが楽になりました。また子育て中の方はベビーシッターさんもおすすめです。1人で抱えすぎずに、自分を支えてくれる人やサービス、時には商品を有効活用してみてください。

最後に大切なのは、夜はしっかり寝て、朝起きる、そして適度に散歩や運動をすることです。生活習慣とメンタルヘルスの関係性はまた別の動画でご紹介したいと思います。感染対策をしながら、自分の心にとって心地よい自粛生活を送りたいですね。

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