「臨床心理士」ってどうやってなれるの?

 「臨床心理士」というのは、ころの悩みや人間関係の悩みについて相談を受ける人の資格です。心理学の資格はたくさんありますが、その中でも最も信頼されている資格の一つで、国も認めている公的な資格です。受験資格のある人が資格試験に合格して、初めてなれる職業です。

<どんな人に受験資格があるの?>

臨床心理士資格試験を受験するためには、まず4年制大学を卒業して、

指定大学院を修了しなければなりません。

臨床心理士大学院の種類は全部で3つ。

1つ目は臨床心理士専門職大学院を修了

2つ目は第一種臨床心理士指定大学院を修了

3つ目は第二種臨床心理士指定大学院+1年以上の実務経験

と言われています。

大学院の種類によっては論文を書いたり実習経験を積み、無事に大学院を修了してからやっと臨床心理士試験の受験資格を得られます。さらに資格試験で、1次の筆記試験、2次の面接をパスして、晴れて臨床心理士になることができるんです。

高校を卒業してから最低でも6年かかるっていうのは長い道のりですね…。ただ、やりがいのある仕事であることは間違いないので、興味が湧いた方はぜひトライしてみてくださいね!

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