あなたのその「休み方」、もっと疲れを溜めてしまう原因になっているかも!
前回は、自分のストレスの限界を知るということについてお話をしました。今回は、「自分を休ませてあげる方法」をお伝えできたらと思います。
休日を作ることは、身体にとっても心にとっても大切なこと。
しかし、ただ「用事を作らない」だけでは、あまり休むことにつながっていないかもしれません。
休みの日になるとつい遠出をしたくなったり、近場であってもお出かけをしたくなる人もいますよね。それらはリフレッシュにはなりますが、特にいつもと違う場所に行くことは、逆に心と体を疲れさせてしまう原因になってしまうかも。また例えばアクションやホラーなどを取り扱った作品を観たりすると、これもリフレッシュにはなりますが、本当の意味で休んでいることにはなりません。
「意図的」に休むことはとても大事です。疲れが溜まっているときは、リフレッシュではなくリラックスする方法をさがしながら、「いま、私は私自身をケアしている」という感覚を持ってみましょう。
さてこれから、疲れ切ったあなたが、意図的に休むためのルールを挙げてみたいと思います。
1. 仕事の連絡は見ないようにする
休日でも、仕事の連絡がくるのではと気になって連絡などをみてしまうかもしれません。
自分で割り切って、連絡を見ないようにすることが大切です。
休日にお休みすることはあなたの権利です。
2. 好きなものを食べる
自分の感覚を喜ばせるために、好きなものを食べてみましょう。好きなおやつでもいいですし、料理の場合は自炊やテイクアウトなど、自分の可能な範囲で好きなものを摂取してみましょう!
3. ゆっくり湯船に使ってみる(バスボムを入れてもよし)
夏場などはついシャワーで済ませがちですが、湯船のリラックス効果は絶大です。お風呂に入ると「ふぅ~」と息がもれることがありますよね。これは、お腹やお尻が水圧で縮む静水圧によるものだそうです。これが穏やかなマッサージになりリラックス効果も。
4. インターネットやSNSから離れる時間を作る
インターネットやSNSは情報の宝庫であり、その情報を受け取り続けると、無意識に脳は疲弊をしていきます。デジタルデトックスしてみましょう!
5. 感情が揺さぶられてしまうようなニュースは見ない、話題にしない
ニュースだって「情報」の一つ。特に心が辛くなるニュースは、知らないうちにあなたにストレスを与えています。お休みしたいときこそ、心がざわついてしまうニュースからは離れてみて。
6. 水分をたっぷりとる
水分不足で血流が滞っていると、体内に酸素や栄養素をスムーズに運ぶことができません。それが疲労の蓄積にもつながります。あまり冷たすぎない水を、喉が渇く前にこまめに摂りましょう。
7. お気に入りの服装に身を包む/着心地のよい部屋着を着てみる)
肌触りが良かったり、自分の好きな色、デザインのお洋服を着てみると、気分はあがりますよね。お家にいるときも、身体を締め付けないような、無理のない部屋着を着用しましょう。
8. 日中にお散歩する
遠出や長時間日光に当たることは、新たな疲れの原因になる場合がありますが、散歩などの適度な運動はストレスの発散になったり、また寝付きがよくなったりします。
9.太陽の光を浴びる
太陽の光を浴びることは、体内時計を整えて睡眠習慣を正しくするためにも大切です。部屋を出なかったとしても窓辺で過ごす時間を作ってみて。
10. 夜は早めに寝る(温かくしてネ)
睡眠は心の休息のために超重要!特に体の疲れを取るには、寝るのが一番です。心と体は繋がっています。だからこそ、質の良い睡眠を心がけてみて。
いかがだったでしょうか?疲れたときこそ、体の感覚に目をむけてみたり、「心を休めている」と自覚を持ってトライしてもらえたら嬉しいです。お休みが長く取れそうなときや、余力があるときには、美容院やマッサージなどリフレッシュができるサービスに行ってみたり、レジャーを楽しんでみるのも心にとってはいい影響がありますが、疲れ切ってしまっているときには、先ほどお話したことを心がけてみてください。